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中長期投資のための企業・業績分析の覚書

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【決算分析】 6032 インターワークス(平成29 年3月期決算)

決算としてはつまらないですが、経営指標でROEの最大化を意識してくれているので、
比較的安心して持って入れる企業です。

成長投資(1.3億円)と工場Worksへのリソースの集中が良くも悪くも気になっています。



<6032 インターワークス>[東1]

【会社概要】
特定業種や職種に特化した求人サイトを運営。有料職業紹介や新卒・中途採用支援事業も展開。

【指標】
株価(円):1070
PER(倍):16.18
EV/EBITDA(倍):8.15
PBR(倍):4.10
ROE(%):25.3
自己資本比率(%):78.2
配当性向(%):45.1
配当利回り(%):2.8
優待利回り(%):-

【決算 業績(前年比)】
売上(百万):4000(+5.3%)
営業利益(百万):881(+10.8%)
経常利益(百万):882(+14.0%)
純利益(百万):583(+14.0%)

営業利益率(%):22.0(+1.1%)

営業CF(百万):811(+85.1%)
投資CF(百万):-109(-30.2% ※1)
フリーCF(営業CF-投資CF)(百万):702
財務CF(百万):-237
現金及び現金同等物(百万):2320(+25.0%)

※1:マイナス幅が増えた(投資が増えた)場合を+**%としています。

【業績予想(通期)】
売上:+15.0%
営業利益:+7.8%
経常利益:+7.7%
純利益:+9.6%

【疑問・懸念点】
工場WORKSに集中(人的資源を含めて)することでのリスクは大丈夫か?
・なぜ工場Worksに集中するのか?他の事業はそれほど期待できないのか?
・採用事務代行事業を採用コンサルタント事業にシフトとあるが具体的にどうかわるのか?
 →事業の内容を変えるのだが、こちらのほうがニーズはあるのか?
成長投資案件のはニッチトップを取れる分野なのか?
 →利益化はいつからか?
・新社長体制で方針等が変化した点はあるのか?
・工場WORKSのプロモーションとは具体的に何をするのか?
 →プロモーションは投資に対して効果が薄い場合もあるがしっかり考えているか?

【所感】
「業績の観点から」
・前年比で売上+5.3%、営業利益+10.8%、純利益+14.0%とまずまずの成長
・4Q単体では売上+0.89%、営業利益+3.42%純利益-3.54%と減速気味
・今年度は売上+15.0%、営業利益+7.8%、純利益+9.6%と先行投資の影響で二桁増収だが増益は一桁
営業利益率は20%超を維持

「資本政策の観点から」
ROEは25%前後と非常に高い数字を維持
 →経営方針でもROEの最大化を標榜
配当性向は40%以上と非常に高い
 →投資として必要な額は少めであるため、ROEの最大化のためには株主還元を実施してくれている

「財務の観点から」
自己資本比率は78.2%と非常に高い
・現金を負債の4倍程度持っているため短期的な資金繰りも全く問題なし

「キャッシュフローの観点から」
営業CFは安定のプラスとなっており問題なし
フリーCFもプラスでOK

「その他」
・ニッチトップの事業のみ実施する方針であり、成長投資がどのような案件かは気になるところ

「コメント」
業績的には少し物足りない気はしますが、成長投資案件もあり今後はに期待です。
これが、将来的に業績にどのくらいの影響を与えるのか?どのくらいで利益化を始めるのか?
についてはIRに確認してみようと思います。
この企業は経営指標でROEを重視しているため、過分な資産に関しては株主還元をしてくれています。
今後成長が多少鈍化し、ROEが下がった場合は配当や自社株買を強化してくれると思いますので、
本当に安いところは拾っていけば良いのかなと思っています。
まあ、それなり(10~20%)の成長を続けてくれることが一番ですけどね(笑)

後は新社長の手腕に期待です。(不安も多少ありますが…)
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