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【決算分析】 3830 ギガプライズ(平成29年3月期決算)

年初来安値を更新中の主力の決算確認です。
配当の強化と東証への鞍替えをお願いしたい…



<3830 ギガプライズ>[名セ]

【会社概要】
フリービット傘下のマンション向けネット接続会社。親会社と協業。システム開発も手掛ける。

【指標】
株価(円):1902
PER(倍):14.9
EV/EBITDA(倍):8.31
PBR(倍):3.55
ROE(%):23.7
自己資本比率(%):50.0
配当性向(%):11.7
配当利回り(%):0.79
優待利回り(%):0.79(長期優待考慮:1.31)

【決算 業績(前年比)】
売上(百万):3753(+28.2%)
営業利益(百万):500(+8.0%)
経常利益(百万):466(+43.4%)
純利益(百万):305(+42.6%)

営業利益率(%):13.3(-2.5%)

営業CF(百万):311(+43.3%)
投資CF(百万):-287(+82.8% ※1)
フリーCF(営業CF-投資CF)(百万):24
財務CF(百万):317
現金及び現金同等物(百万):1347(+33.8%)

※1:マイナス幅が増えた(投資が増えた)場合を+**%としています。

【業績予想(通期)】
売上:+52.5%
営業利益:+6.2%
経常利益:+12.4%
純利益:+4.7%

【疑問・懸念点】
・ISPの管理戸数が期初予想より下振れしているが理由は?
売上と利益が期初予想から下ぶれているのは大丈夫なのか?
・フォーメンバーズを本当に立て直せるか?
配当が渋い…渋すぎるw

【所感】
「業績の観点から」
・前年度比で売上+28.2%、営業利益+8.0%、純利益+42.6%と大幅増収小幅増益
 →純利益が伸びているのは昨年度の減損の結果。それがないと減益…
・4Q単体では売上+27.2%営業利益-1.9%純利益+576.9%
 →純利益は以下略、で4Qは利益が大きく減速しています。
・今期は売上+52.5%、営業利益+6.2%、純利益+4.7%と大幅増収小幅増益と成長性に物足りなさが残る
 →フォーメンバーズを含む先行投資の影響か
利益率は昨年度より2.5%悪化
 →先行投資とフォーメンバーズの影響か

「資本政策の観点から」
・ROEはかなり悪化したものの23.7%と依然高い
配当性向は11%、配当利回りは0.7%…orz

「財務の観点から」
・フォーメンバーズを取り込み多少悪化したものの自己資本比率は50%と高い

「キャッシュフローの観点から」
・営業CFはプラス、投資CFが比較的大きくなったがフリーCFはプラスであるため問題はないか

「その他」
・貸し倒れ引当金が2000万程度増えてる…

「コメント」
フォーメンバーズのイオンハウジングのFC拡大の影響で売上は大きく伸びるのですが、
利益がほとんど伸びない状態となりました。
正直、本当にイオンハウジングのFC展開がうまくいくかわかりませんが、
利益をトントンまで持っていけるようなら、ISPの好調に引かれて業績は右肩上がりになると思います。
そこそこの利益が出せるのなら、株価も高値奪還くらいは余裕ではないでしょうか?
比較的好調なISPがストック型の収益であるため、利益が継続するのが良いですよね。

株価は暴落しましたが、上記の考え方があるため特に悲観はしていません。

とはいいつつ、門外漢の不動産仲介の事業が軌道に乗るかは全くの未知数ですので、
そこについては注視していきたいと思います。
(正直今の時点でシナジーはどうでも良いかなと…)
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