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【決算分析】 3447 信和(2019年3月期決算)

しっかり儲けるための投資はやはり難しい。
リターンほどほどで良いなら放置でも全然構わないんですけどね…



<3447 信和>[東1]

【会社概要】
仮設資材、物流機器を製造販売、建設現場向けロック機能付き「次世代足場」が牽引、海外展開も。

【指標】
時価総額(百万):15276
PER(倍):10.1
EV/EBITDA(倍):7.2
PBR(倍):1.2
ROE(%):11.8
自己資本比率(%):60.7
配当性向(%):44.0
配当利回り(%):4.0

【決算 業績(前年同期比)】
売上(百万):17512(+5.5%)
営業利益(百万):1963(-14.8%)
経常利益(百万):1894(-15.3%)
純利益(百万):1332(-8.7%)

営業利益率(%):11.2(-2.7%)
原価率(%):76.9(+2.1%)

営業CF(百万):1766
フリーCF(営業CF-投資CF)(百万):1186
現金及び現金同等物(百万):1742

流動比率(%):370.3


【業績予想(今期)】
売上:-2.9%
営業利益:+4.9%
経常利益:+5.0%
純利益:+5.0%


【一言】
コスト高が色々発生して厳しいか…

【決算にて気になった点】
・原料高を価格に反映したにもかかわらず利益が伸びていない
 →原料価格が想定以上に更に上がっている、かつ輸送費コストの上昇もダブルで足かせか
 →→企業側のもう少し詳細な見通し(想定)を確認したいところ
・上記の状態ではあるものの営業利益率は10%以上をキープ
・売上の伸びは一服しているが来年以降はどうなのか?
・配当は44円を維持してくれている
・フリーCFは潤沢。多分今後も同じ傾向と予想。



【所感】
「業績の観点から」
・売上は伸びているが利益は大きく減少
4Qは売上・利益ともに前年比を大きく割れている(下方修正の原因か)
・今期は売上微減で利益は微増。コスト高の苦しみは当分続きそう…
・営業利益率は前年度、前々年度と比較して大きく悪化。ただし、まだ二桁ではある。

「資本政策の観点から」
・利益が伸び悩んでいるがROEはまだ10%程度ある。ただし、このまま利益が伸び悩むと更に悪化しかねない。
・配当性向は今年度は44%(44円)でしっかり還元してくれている

「財務の観点から」
・流動比率が370.3%、自己資本比率が60.7%と問題なさそう。
・のれんが純資産の4割以上を占めているがキャッシュについては問題なさそうなので、最悪の事態が発生してもなんとかなるか…な?

「キャッシュフローの観点から」
・営業CF、フリーCFともに安定的にプラス

「妄想」
海外はまだこれからですよね…

「コメント」
鉄鉱石と亜鉛の価格が下がれば利益は上振れしますが、逆に価格が想定外に上がれば更に利益を圧迫してくるので注意は必要です。
ある意味米中の貿易摩擦は朗報なの…か?
製品が単純故に原材料のコスト高は直撃ですね^^;
ただ単純でありながら付加価値がしっかりついているからこの利益率ではあるんですけどね。

そこそこの価格で追加買いしてしまったので、追加はもっとガッツリ安くなるまで待つべきだったのかな…
というのが反省点ではあります。
後は、企業をもっと知るため1年くらいは癖を掴まないといけなかったですね…

企業としては良い製品を扱っている優良企業だと思っておりますし、
長期観点でみたらまあ負けない公算は高いかなと思っておりますが、
短期ではちょっと厳しそうな感じがしますね。

確認した上で色々考えましょうかね。
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