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【決算分析】 3830 ギガプライズ(平成31年3月期第3四半期決算)

メモ書き第二弾…

<3830 ギガプライズ>[名セ]

【会社概要】
フリービット傘下のマンション向けネット接続会社。親会社と協業。システム開発も手掛ける。

【指標】
株価(円):1320
PER(倍):24.44
EV/EBITDA(倍):13.07
PBR(倍):6.39
ROE(%):19.54
ROIC(%):11.98
自己資本比率(%):31.9
配当性向(%):10.7
配当利回り(%):0.40

【第3四半期 業績(前年同期比)】
売上(百万):7078(+66.0%)
営業利益(百万):517(+70.7%)
経常利益(百万):497(+69.6%)
純利益(百万):189(+43.1%)

営業利益率(%):7.2(+0.1%)

【その他】
ISP導入実績(2015/3→2016/3→2017/3→2018/3→2018/6)
 :
100829→142228(+41399)→191091(+48863)→257655(+66564)→362278(+104623:3Q)

【一言】
ISPの既存物件の影響かマンションISPへの提供戸数が激増。
不動産事業はイオンハウジングのFC化が本格的に始動しはじめたもの本当に大丈夫なのか?
数字で確認できるまで予断を許さない状態。

【決算にて気になった点】
・不動産は3Q単体でも赤字であり、FC化が始まったが数字で確認できるのはもう少し先か。
・マンションISPの契約戸数が驚異的な伸びで期初目標の34万戸を突破
 →既存物件への導入が本格的に寄与開始か。会社の期初予想より確実に処理できる件数は増加している。

【所感】
「業績の観点から」
・売上は利益ともに前年比で大幅増。ただし利益に関しては昨年度がそもそも悪いのでそこまで参考にならず。
 ただし、3Q単体を過去数年と見比べてみたところ、一番良いときの約2.5倍程度の利益。
 →不動産の不調を補って余りあるほどISPの方が好調
・通期を売上、利益ともに上方修正。既存物件への対応数が期初予想よりかなり多くなっているか。
 →これだけの件数を処理しつつも外部委託料が増えていない(少なくとも決算補足資料にはない)ので、
  これだけの件数を内部で処理できる体制が整っているということか
・利益率は7.2%と昨年並み。不動産事業が増えたため今後過去の水準(16%程度)まで回復するかは不明だが、
 不動産のFC化が進めばかなり回復するのではと予想する。

「資本政策の観点から」
・金食い虫の不動産と先行投資は一巡したと思うのでそろそろ配当性向を上げて欲しいかな…
 ビジネス的に毎年豊富なキャッシュが生み出されるだろうし(笑)

「財務の観点から」
・自己資本比率は31.9%と少し低めだが、ネットDEレシオ、流動比率を見た感じ問題なさそう。
 ISP事業がストックで定期的にキャッシュインがあるのも大きい。

「妄想」
既存物件へのISP導入が本格的に寄与を始めました。
物件数を考えると当分の間の仕事は大丈夫でしょう。(新規物件もあるし)

ここ数年で資材調達や作業人員等の効率化もずいぶん進めており、
それもそろそろ一巡したのかなとも思っています。

案外ISP事業の本格的な繁栄はここから始まるのかもしれません(笑)
(ストックなので今まで頑張ってきた分も当然寄与してくれます)


不動産事業についてはイオンハウジングのFC化が始まったのですが、
そこまで加速をしている感じはありません。(というかむしろ遅れまくってますね)

一つは大手のイオンが相手であり、まあ色々ワガママもあるんかなと思っています。
「イオン」というブランドを長く使わせてもらうためにはこのあたりのコストをかける(信頼を築いておく)のは致し方ないのかなと思っています。
といいつつ、黒字化くらいまでは早く行ってくれると安心ですけどねw

FCの仕組みとしては、ギガプライズはロイヤリティを貰いながらFCを管理(というなの見回り)をする程度なので、
始まれば確実に利益は出る事業ではあります。
実はこれも立派なストック事業で、利益率はむちゃくちゃ高いやつです。
(その分、売上の額は小さめ)
本当にストックが好きな会社です(笑)


そういえば、この会社の特徴として気づいたことは、
「ISP事業以外はリスクをできるだけ抱え込まないようにしている」
です。

不動産事業もFC化を推進して自社の直営はあまり持たない方針で、
イオンハウジングの看板の管理が主で、不動産仲介事業を頑張るのは基本FC側のお仕事になります。
(そしてFCのロイヤリティ料だけ粛々といただく)
利幅は小さいが確実に儲かるローリスクローリターンな事業となります。

FCの話を聞いてこんな戦略だろうな~と想像していたため(一回勘違いはしてましたが)、
不動産が赤字でもFC化が進んでくれさえすればある程度大丈夫かなと思っていました。
(まあ世の中絶対はないので、早く黒字になって考えが正しかったことを確認したいですが^^;)

今後も「リスクをできるだけ抱えない」経営をしていくのかなと想像しております。


ちなみに投資も同じかなと思っております。

「コメント」
妄想で色々書いたからもういいかな(笑)
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