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【決算分析】 3447 信和(2019年3月期第2四半期決算)

デフレの影響がここにも…(違う)



<3447 信和>[東2]

【会社概要】
仮設資材、物流機器を製造販売、建設現場向けロック機能付き「次世代足場」が牽引、海外展開も。

【指標】
株価(円):1047
PER(倍):9.6
EV/EBITDA(倍):7.3
PBR(倍):1.2
ROE(%):12.5
ROIC(%):8.2
自己資本比率(%):56.5
配当性向(%):40.4
配当利回り(%):4.2

【中間決算 業績(前年同期比)】
売上(百万):8624(+7.0%)
営業利益(百万):1004(-17.5%)
経常利益(百万):974(-18.1%)
純利益(百万):627(-18.1%)

営業利益率(%):11.6(-3.4%)

営業CF(百万):-202
投資CF(百万):-358
フリーCF(営業CF-投資CF)(百万):-560
財務CF(百万):35
現金及び現金同等物(百万):983

【業績予想(通期)】
売上:+1.9%
営業利益:+2.7%
経常利益:+3.3%
純利益:+2.8%

【決算にて気になった点】
原材料価格高騰に対する製品への価格転換が進まなかったためか増収大幅減益…
 →災害があったため無理に価格転嫁しなかったらしいが…
 →→10月以降は価格転嫁を始めたらしい
・通期会社計画は達成できるのか…
 →10月から価格転嫁 & 売上が前年比120%らしいのでなんとかいけそうか…

【所感】
「業績の観点から」
・昨年比で売上+7.0%営業利益-17.3%、純利益-18.1%と増収大幅減益
 →1Qと同じで原価率が大幅に上昇して利益を圧迫
・2Q単体でも1Qとほぼ同じ傾向。利益率は多少だけ上昇
・会社の予想(中間)に対して売上は+3.3%上振れしたものの、営業利益は-13.3%と大きく下振れ
 →会社の予想より原料価格が高止まり かつ 価格転嫁の遅れが響いていると見られる。
 →売上は上振れしているので足場の需要自体は旺盛と思われる。
・今期予想は売上+1.9%、営業利益+2.7%、純利益+2.8%と昨年並みを予想
 →利益は怪しいが復興需要等を考えると売上は上振れの公算大
・営業利益率は価格転嫁が進めばもう少し上がるか

「資本政策の観点から」
・ROE、ROICは今まで変化無し
・株価下落で配当利回りは4%オーバーに。

「財務の観点から」
・現金と債権で49億程度、対して流動負債は33億程度なので短期的な資金は問題なさそう…と思いつつ棚卸資産売れるよね?と(笑)
・自己資本比率は1Qと大差なし。

「キャッシュフローの観点から」
・1Qからの流れで営業CFは棚卸し資産を鬼のように増やしたためにマイナスに…
営業CFがマイナスに…まあ、今年度の4Qまで様子を見る。

「妄想」
来年度の1Q、2Qは面白いことになるかも…
 (さらに資源価格が高騰したら知らんがw)

「コメント」
正直言うと微妙な決算でした。
会社予想を下回る利益が原因なのですが…

とりあえず原材料価格が高止まりしており、価格転嫁が進まなかった(進めなかった?)ことが理由っぽいのですが、
それが原因なら価格転嫁を始めた10月以降(3Q以降)は問題なさそうです。(10月は前年比で売上も120%らしいの)

と書きながら、基本数字しか信頼しないので、はなし3割くらいで聞きながら、
本当にできているかは3Qの決算にて確認しようと思います

会社が考える見通しや数字が出ていない施策はあまり信じすぎない。
信じるのは数字だけ。

市場で生き残るための知恵です。(違う)

まあ、足場市場は活況のようなので(売上は好調)、価格転嫁さえできれば大丈夫でしょう。
ほんと価格転嫁さえできれば…

のれんがたくさんのっているIFRS会計の企業のPERは厳し目に見たほうが良いと感じた今日このごろ…
(信和の実質PERは12倍程度かな…)
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2019-02-01 * - [ 編集 ]